歯科衛生士佐伯
2016年三河歯科衛生専門学校卒業後、他院での勤務を経て2017年に入職。診療では一人ひとりとの会話を大事にしながら、丁寧なコミュニケーションを図っている。心がけているのは、「来てくれた人に自分事と思ってもらえるようなアドバイスをする」こと。
患者さんとの会話を大事にしながら
一人ひとりに寄り添ったアドバイスを
皆さんは、歯科衛生士に対してどんなイメージを持っていますか? 「歯の掃除をする人」という方もいるかもしれません。確かに、歯石の除去やクリーニング、歯磨き指導(TBI)などは歯科衛生士の仕事です。ですが、お口の健康を守るためにはそれだけでは不十分。歯科医院での専門的なケアとともに、患者さん自身の日々の管理が欠かせないのです。
だからこそ、私は患者さんといろいろなお話をすることを大事にしています。例えば、食事や最近はまっていること、仕事のことなど、一見歯には関係なさそうな話題で盛り上がることも。診療ではそうした情報をもとに、どうしたら無理せずにお口の健康を保つことができるのかを考え、アドバイスするようにしています。
その方なりの「磨けない」「できない」理由があるからこそ、お口の中にトラブルが起きていると思いますので、診療ではまず患者さんの状況やお考えを聞き、寄り添っていけたらうれしいです。年齢を重ねてもご自身の歯でおいしく食べられるよう、スタッフ一同お手伝いしますので、気軽にご相談ください。
歯科衛生士和智
2015年三河歯科衛生専門学校卒業後、他院での勤務を経て、2019年に入職。転職前は「お口のケアをするだけ」だったという経験から、一人ひとりとしっかり向き合うことのできる現在の環境に大きなやりがいを感じている。
患者さんとの信頼関係を大事にしながら
長く通ってもらえるよう学び続ける
当院は患者さんとのコミュニケーションを大事にした、地域密着型の歯科医院です。そのためメンテナンス時は、歯科衛生士がチェアサイドで患者さんとじっくり向き合う時間を設けています。その中で私が心がけているのは、相手に寄り添った声かけをすること。お口の状態はもちろん、生活背景も一人ひとり異なるので、まずはその方の声に耳を傾け、否定しないことを意識しています。そうして少しずつ信頼関係を築いていき、長く通っていただけたらうれしいですね。
もちろん、忙しい合間を縫って通ってもらうわけですから、「来て良かった」と思っていただけるようスキルアップも図っています。勉強会やセミナーに参加しているのはその一環で、得た情報はスタッフ同士で共有しながら、予防や歯周病管理の知識・技術の向上に努めています。どうしたら患者さんのためになるかを常に考え、自主的に学ぶスタッフが多いのが自慢なんです。治療後の良い状態を長く保てるよう、クリニック一丸となってサポートさせていただきますので、ぜひお越しください。
歯科助手津田
2013年東海学園大学卒業後、一般企業に就職。数年勤務した後、女性がより活躍できる場所で働きたいと異業種への転職を決意。2017年に入職。現在は、診療アシスタントや受付業務のほか、カウンセリングも担当。
患者さんと歯科医師をつなぐ橋渡し役として
安心して通える環境づくりを
入職したばかりの頃、患者さんとうまく話せず、歯がゆい思いをしたことがありました。そんな時、カウンセリング業務に従事する先輩を見て、「あんなふうになりたい」と思い一念発起。コミュニケーションについて学び、現在は歯科助手業務に加え、トリートメントコーディネーターとしての役割も担っています。
トリートメントコーディネーターとは、患者さんと医療の専門職をつなぐ橋渡し役のような存在です。例えば、治療の選択肢が複数あって決められない、先生の説明が理解できない、自分の要望が先生に伝わらない……といった患者さんの困り事をすくい上げ、その思いを言語化して歯科医師に伝えるのが私の役割。
医療の専門職ではない分、患者さんの気持ちを理解しやすいのが強みだと思うので、常に「自分だったらどうしてほしいか」を考えながら、診療に携わるようにしています。そうして「安心して通える場所」だと思っていただき、長いお付き合いができたらうれしいです。ご自身の歯をできるだけ長く健康な状態に保てるよう、一緒に問題を解決していきましょう。
歯科助手柴田
2012年中京大学卒業後、観光会社やホテルに勤務。その後、接客業のスキルを生かしながら未経験の業界で働きたいと、2019年に入職。カウンセリング技術を含め、医療の知識を一から積み上げることの難しさを実感する一方で、大きなやりがいも感じている。
患者さんと医療職の足並みをそろえ
納得して治療を受けてもらえるようサポート
トリートメントコーディネーターとしてカウンセリングに携わる中で、私が大事にしているのは、患者さんの話に耳を傾け正確に歯科医師に伝えること。一見当たり前のようですが、実はなかなか難しいのです。だからこそ、患者さんの話の途中で口を挟んだり、患者さんの言葉を自分の解釈で脚色したりすることのないよう、常に意識しています。
カウンセリングと聞くと、治療前に行うものと思われる方もいるかもしれませんが、当院では初診時だけでなく、必要に応じて治療中も行っています。というのも、治療を進める中で患者さんの気持ちが変わることもありますし、一度説明されただけでは理解しきれない内容もあるからです。患者さんと先生たちが同じ方向を向いて治療に取り組めるよう、足並みをそろえるお手伝いができたらと思っています。
今後の目標は、皆が気持ち良く働ける環境づくり。院内の雰囲気はおのずと患者さんにも伝わると思うので、来てくださる方のためにもスタッフ同士が丁寧なコミュニケーションを図り、安心して通えるクリニックを作っていきたいです。
個々に合った予防
プログラムを提案します
当院では、患者さんがご自身の歯を長く保てるよう一人ひとりに合わせた予防プログラムを立て、きめ細かなケアを行っています。
多職種による
チーム医療を行います
予防ケアを担う歯科衛生士と、診療補助やカウンセリングを行う歯科助手が連携し、スタッフ一丸となり患者さんをサポートします。
予防の一環として
小児矯正にも対応します
顎の健全な発育を促し、歯並びと噛み合わせを整えることをめざします。清掃性も高まるため、健康なお口づくりにつながります。
定期的に検査してお口の
変化を可視化します
口腔内・エックス線撮影と併せ、顕微鏡検査も実施。プラークに含まれる細菌を見ることで、歯や歯茎の状態をチェックします。
徹底した感染症対策を
心がけています
高水準の高圧蒸気滅菌器を導入し、患者さんごとに器具を滅菌。治療中は細菌の侵入を防ぐ目的で、ラバーダムを活用しています。
カウンセリング
問診票をもとに、トリートメントコーディネーターが患者さんにヒアリングをします。主訴はもちろん、これまでの経緯や生活背景、どんな治療を希望しているのかなどについても確認。なお、当院では初診時だけでなく、検査後や治療中も必要に応じてカウンセリングの時間を設けており、疑問や不安があればその都度丁寧に説明し、患者さんが納得して治療を受けられるようにしています。
検査と治療方針の説明
口腔内写真、エックス線写真の撮影だけでなく、当院では顕微鏡を使った細菌のチェックも実施。歯や歯茎の状態を把握する際の参考にしています。こうした検査結果をもとに、歯科医師が一人ひとりに合った治療計画を立て、患者さんに説明。治療の選択肢が複数ある場合は、スタッフがさらに細かな説明をし、患者さんが納得して治療に臨めるようフォローしますので、ご安心ください。
治療前のクリーニング(初期治療)
主訴の治療前に、当院ではクリーニングを行い口腔内の環境を整えます。ここで重要な役割を担うのが歯科衛生士で、歯の表面に付着した歯石などの老廃物を除去するとともに、必要に応じてSRPと呼ばれる歯肉縁下の歯石を取り除く処置をすることも。加えて、患者さんの生活背景などを踏まえた歯磨き指導(TBI)、食事のアドバイスなども行います。
主訴の治療
主訴の治療にあたって、当院では虫歯治療や根管治療、小児の治療など多くのケースで、ラバーダムというゴム製のシートを用いています。患部以外を覆うことで細菌の侵入を防いだり、患部を見やすくして治療の精度を高めたりするのが目的。そして、治療後は再度検査を行い口腔内をチェック。顕微鏡で細菌の状態を患者さん自身に見てもらうことで、モチベーションアップにも役立てています。
メンテナンス
良好な状態を維持するためメンテナンスに移行しますが、通院間隔は1ヵ月~数ヵ月と人によってさまざまです。メンテナンス時は、歯科衛生士によるクリーニングや歯磨き指導のほか、生活や食事の変化がないかなども確認します。ちょっとした会話もお口の状態を把握する上でのヒントになることから、当院では患者さんの話をメモするサブカルテを用いて、スタッフ間で情報を共有しています。
歯列矯正/30万~100万円
ホームホワイトニング/4万4000円~
のじまデンタルクリニック
愛知環状鉄道線・大門駅より徒歩約9分